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働きたい会社日本一を目標にするスーパーマーケット

 ハローデイ探訪記


福岡県を中心に展開するスーパー、ハローデイは店内ディスプレイがおもしろい。鮮魚コーナーでは天井から吊るされた発泡スチロールの魚が泳ぎ、パンやお菓子のコーナーは手作りの紙のお城がメルヘンの世界を演出している。野菜や果物は鮮度や熟れ具合を見せるために惜しげもなく半分に切った見本が並べられ。「よかったら買ってください」という従業員たちの意欲と創意くふうが店内に満ち、それがお客様を惹きつけている。

これらはお客様のためというより従業員の楽しみのために始めたのだという。お客様の関心を引くこと以前に、働く人たちの意欲を盛り上げることに力を注いでいる。

そのために、両親や家族への感謝の気持ちを思い起こさせ、それをお客様への感謝の気持に結びつけるユニークな社員研修を実施している。両親や家族への感謝の気持ちを確認し、実践し、その結果をみんなの前で発表させる。それによって心の壁が取り除かれ、仲間意識が生まれ、みんなでお客様に喜んでいただこうという1点で一致する。

20年前、経営危機に陥った同社は、この研修を通じて全社員の気持ちをひとつにすることに成功し、他店が消費低迷に悩む中で好調な業績を維持している。


日本監督士協会編「リーダーシップ」2014年1月号で詳報)  → halloday.pdf へのリンク


■この記事へのコメント

この企業訪問記事は心に響ました。最近、「ブラック企業」の言葉が目につきます。使い捨て? 経営者の哲学はどうなっているのでしょう。この記事を読んで、経営者と社員の気持ちが一体となった時、互いが「働き幸福」を得ることができる。「ホワイト企業」づくりのヒントを学ぶことができました。(創知研究所・中野勝征)

パンとお菓子のコーナーの
手づくりの紙のお城のディスプレイ