改善の事典 》 改善改革探訪記 》 №263 |
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ネット版 改善改革探訪記 №263 |
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社内報と提案制度で2ウエイコミュニケーションを図る |
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武藤山路翁事績探訪記 | |||
■既存の紡績工場各社は、職工たちの移動を制限し、鐘紡と取引しないように呼びかけ、最後には武藤個人を襲撃しようとまでしたが、武藤の恩師の福沢諭吉と日銀総裁の岩崎弥之助が間に入って、和解を図ったと言われる。
■武藤は日本で最初の社内報を発行して職工たちに会社の方針を伝え、さらに「注意箱」を設置し職工たちの要望や改善意見に耳を傾けた。これが日本の提案制度の始まりとされる。この2ウエイのコミュニケーションによって品質と生産が安定した。働く人を大切にすることで生産力を高める鐘紡の伝統が、後のトヨタ生産方式に影響を与えたと言われる。
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日本で最初の社内報7「鐘紡の汽笛」(國民會館蔵)。画像クリックで本文表示 |
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「改善の事典」の関連事例 ●職工たちを大切にする→ http://www.souisha.com/jirei12/1210a10 ●社内報と提案制度で上下双方向のコミュニケーションを図る http://www.souisha.com/jirei09/1205a07 |