改善の事典 》 改善改革探訪記 》 №264 |
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ネット版 改善改革探訪記 №264 |
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「日本の発明王」と呼ばれた田中久重翁の事績を訪ねて |
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田中久重翁事績探訪記 | |||
■「機巧図彙(きこうずい)」という書物を手に入れ、それを参考に様々なからくり人形をつくった。その人形によるからくり芝居が、興行師の手で各地で演じられ、大きな評判になった。 ■もっと世の中に役立つ発明をめざそうと考えるようになり、大坂・京都に出て、様々な職人の力を結集し、消えない灯具をつくり、からくり時計を作った。さらに蘭学を学んだことがきっかけで、佐賀鍋島藩精錬方に招かれ、ここで蒸気船や蒸気機関車を作り上げた。 ■故郷の久留米藩の近代化にも力を尽くし、溶鉱炉、鉄砲、大砲などをつくった。この久留米製造所が、明治維新後、東京銀座に移設されて「田中製造所」として、生糸の検査機械や電信機など様々な設備機械の製作の注文に応じた。
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田中久重作のからくり人形。画像クリックで本文表示 |
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「改善の事典」の関連事例 ●世の中の役に立つ発明をめざす→ http://www.souisha.com/jirei14/1403c18 ●天文学を学び蘭学を修める http://www.souisha.com/jirei12/1203a23 |