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取引先を車で1時間の範囲に限定した会社

 スズキ機工探訪記


潤滑剤「ベルハンマー」、工業用ハサミ「ベルシザー」、掃除機ノズル「ベルスマート」、電線ケーブルの収納装置「パケットレールシステム」…など、これらは、スズキ機工(千葉県松戸市)が開発販売するオリジナル商品である。。

同社は産業用自動機械を受託設計製作する会社。あるとき、ある工場から依頼を受けた装置の製作が突然キャンセルになった。車で片道2時間半の遠方にある工場だったが、工場担当者がスズキ機工の提出した図面に基づいて、近くの同業者に作らせたことが後に分かった。鈴木豊(すずきゆたか)社長は、それを知り、その後の同工場との取引を断り、以後、取引先を車で1時間の範囲に限定すると宣言した。

取引先を車で1時間の範囲に限定することで、先方の事情が十分に理解し、困難な問題を一緒に考え、要望にそって提案することができるようになり、取引先の数も、1軒当りの注文も劇的に伸びた。そして、先方と一緒になって問題解決していく中でオリジナルの工夫も生まれ、そこからいくつものオリジナル商品が生まれた。近年はオリジナル商品の売上が受託事業の売上を大きく上回っているという。

(日本監督士協会編「リーダーシップ」2018年7月号で詳報) 
 
●本文: suzuki-kikoh.pdf へのリンク
●スズキ機工のURL:http://www.suzuki-kikoh.com/index.php へのリンク
●「リーダーシップ」発行元・日本監督士協会のURL: http://www.kantokushi.or.jp/


■鈴木豊氏からのコメント(2018/12/18)
早いもので2018年もあと2週間ほど、そして平成最後の年末です。感慨深いものがありますね・・・。イロイロなことに取り組んだ一年でしたが、やはり一番エネルギーを費やしたと言えば、海外市場挑戦の第一歩として、今年4月に現地法人ベルハンマータイランドを設立し6月から営業活動を開始したことです。早いもので営業開始から半年が経過しました・・。やはり最初から、そんなに上手くいくはずもなく、販売活動では悪戦苦闘の日々です

しかし、日本でベルハンマーを販売開始した時も最初は全く売れてませんでした・・当時、中小企業のスズキ機工が全国に打って出るには、東京ビックサイトや幕張メッセで開催される展示会に出展し出来るだけ多くのお客様に商品の性能を根気強く説明するしかない!・・と決意し、企業体力 ギリギリの予算を使い挑戦し、多くのお客様にベルハンマーの性能を体感していいただきました。また、その挑戦する姿がテレビスタッフの目に留まり2015年『TBSがっちりマンデー!』で全国放送され、信じられないような大きな反響が起こりました。その後も、TBS Nスタ』『TBS 王様のブランチ』『フジテレビ ノンストップ』『テレビ東京 WBS昨年の8月には、なんと『テレビ東京 ガイアの夜明け』に20分以上も取り上げていただきました。このようなメディアの連鎖により、スズキ機工及びベルハンマーの知名度は一気に上がっていった経緯があります 

その経験を活かし、今年の11月にタイで開催されたASEAN最大の国際工作機械および金属加工技術貿易展示会METALEX2018に出展しました。お蔭様で多くのお客様にご来場いただき、全スタッフ総出で商品説明させていただきました。残念ながらタイのテレビ局の取材は来ませんでしたが(笑)、大きな手ごたえを感じています。最初は上手くいかなくても、その原因を分析し勇気もって挑めば道はひらけると信じて来年も頑張ろうと思っています 

もしも、もしも、タイで潤滑剤ベルハンマーのご購入希望ありましたらご一報下さい。タイのスタッフがすっ飛んで対応致します、ハイ。その他にも書き入れないくらい『挑戦』を続けた一年でしたが、また、メールマガジンで報告しますね!・・・すこし早いですが2018年 本当に有難うございました。来たる新年が皆様にとって、素晴らしい年になるようご祈念致します

スズキ機工の工場内部 写真クリックで本文表示