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不動産のかかりつけ医をめざす
 大和不動産探訪記

地場の不動産業の成否は地元不動産オーナー1人1人との間にどれだけの信頼関係を築くかで決まる。さいたま市浦和区の大和不動産はそのために、全社員が背筋を伸ばした姿勢、きびきびした身のこなしで接客応対し、清掃ボランティアなど社会奉仕活動を通じて「経営倫理」を実践する一方で、オーナー資産の最大化、最適化に向けて組織的な取り組みを行っている。

オーナー資産の最大化というのは、例えば、管理を請け負っている賃貸物件に可能な限り借主をみつけて空室をなくすことである。賃貸のお客様はホームページを見て申し込んでくる。ホームページへのアクセスの何%が電話やメールのリアクションに結び付くか、そのうち何%が来店するか、来店したお客様の何%を成約に結び付けられるかを「見える化」し、全員で問題点をつぶし、成約率向上に向けて工夫を凝らしている。そのために例えば、ホームページには気に入ってもらえる物件を取りそろえるだけでなく、経営方針や日々の社会奉仕活動、改善活動も紹介して、「この会社なら…」と思ってもらえる工夫を凝らしている。

オーナー資産の最適化は、一軒家をアパートに建て替えて資産を組み替えたり、相続税対策によってオーナー資産を保全することで、そのコンサルティング能力を高めるために、社内勉強会を開いて資格取得を奨励している。

「私たちは賃貸・売買・管理・資産保全のコンサルティングまで、不動産に関するかかりつけ医の役割を果たしたいと思っています」小山陽一郎社長の言葉である。

「月刊リーダーシップ」2011年3月号で詳報) →daiwafudosan.pdf へのリンク
浦和駅前の清掃奉仕活動