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加工機を内製化して多品種微量生産体制をつくる
 鍋屋バイテック探訪記

鍋屋バイテック(岐阜県関市)は450年の歴史を持つ鋳物工房で、現在は送風機、発電機など自動車・家電用途以外のプーリー(ベルトを介してモーターの回転を伝える滑車)を製造している。

発注者は全国の工場や建設現場、大型施設など数万軒。1箇所からの注文は1日に1個とか2個とかごく少量で、毎日14時までに受け付けた注文をその日のうちに作ってその日のうちに出荷する。寿司屋が目の前の客の注文に応えてすぐに握ってすぐに出すことになぞらえて、同社の生産方式は「寿司バーコンセプト」と呼ばれる。

同じものを1個、2個の単位で受注し、そのペースでものを作るから。既製品の加工機では性能がよすぎて作りすぎてしまう。そこで、ゆっくり作れる加工機を内製している。ただし、ワンタッチですぐサイズ変更できるようにしたり、1台でいくつもの工程を加工できるようにして、1人で何台もの機械を持てるように工夫している。

モーターやNCシステムは外から購入するが、それ以外の機構はオペレーター出身の技術者が作る。20年前3人で始め、失敗の連続だったが、オーナーは決して叱らなかった。「そうか、失敗したか。また頑張ればいいよ」というだけだった。そう言われて何人もが気を取り直してチャレンジしてきた。

現在内製化要員は13人にまで増え、専門の工作機メーカーにも引けを取らないほどのものができるようになった。

●本文 nabeya.pdf

鍋屋バイテックのURL → https://www.nbk1560.com/

掲載先 → ポジティブ 200709月号


内製化された加工機。写真クリックで本文表示。


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