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旧式旋盤でものづくりの基本を学ぶ
 エプソンものづくり塾探訪記

製造工程の海外移転と3次元CADの普及で、技術者は自分の手で実際にものを作らなくなり、工作機械の加工精度の誤差に対する感度が鈍っていくことが心配されている。エプソンものづくり塾では、それを防止するために開発設計部門の新入社員に何十年も前の古いタイプの旋盤でものづくりに取り組ませている。

古い機械は人が材料をセットし、位置決めし、何度も調整しなければならない。そういう機械を使いこなすことで加工プロセスが理解でき、加工機の特性を読み込んだ製品設計が可能になり、治具や刃工具をうまく調整すれば、100分の1ミリの精度の機械で1000分の1ミリの精度を出すことも可能になる。

新入社員たちは1年間ここでものづくりの基本を学び、2年目はそれぞれの開発テーマに即した課題を与えられてさらにものづくりを続ける。

●本文 seikoepson.pdf


●エプソンのURL → https://www.epson.jp/

●掲載先 → ポジティブ 200708月号


エプソンものづくり塾。写真クリックで本文表示。


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