■ハウス営業の仕事が大好きだった八田明彦さんは、ある日突然、磁石専門商社の二六製作所(神戸市)の経営を引き継ぐことになった。
■途惑いの連続だったが、少しずつ改善改革を進め、殿様商売がまかり通っていた業界の中に、1人ひとりのお客様を大切にするというビジネススタイルを持ち込んだ。
@自分たちの都合よりもお客様の都合を優先させること、
Aどこまでもお客様の要望に応えること、
B夕方5時までに入った注文はその日のうちに発送すること、
C送料と代引手数料は自社負担とすること、
D磁石を包んだプチプチ(気泡緩衝材)に貼るセロテープは“THANK YOU”と印刷されたものを使い、端を折り返して剥がしやすくしておくこと、
…など、
■きめ細かい心遣いが喜ばれ、それがネット上に広がって支持を拡大。また、ホームページ上で磁石の魅力をわかりやすく紹介したことで、子供たちからの支持も広がっている。
■職場を明るくし、残業を禁止し、みんなで改善・合理化を進めるなどES(従業員満足)にも心を配り、新たな未来を切り開きつつある。
●本文 → niroku.pdf
●二六製作所のURL → https://www.26magnet.co.jp
●掲載先 → リーダーシップ 2014年9月号
(発行元・日本監督士協会のURL:http://www.kantokushi.or.jp/)
■この記事へのコメント
ニ六製作所、面白いですね! 小さな会社が戦っていくための「知恵」=「改善事例」 もっと拝見したくなりました。(日本HR協会・天野裕子)
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