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海外拠点を支えるための日本人の役割

 伊藤製作所探訪記


順送り金型メーカーの伊藤製作所(三重県四日市市)は、1996年にフィリピンに進出した。フィリピンを選んだのは、技術者を育てるには長年の信頼関係が必要で、そのためには「親日国」でなければならなかったからだという。

伊藤澄夫社長が日本でやってきたのと同じ家族主義経営によって、1人ひとりを大切にし、自信を持たせ、目標をもたせ、会社の発展こそ自分の生活の向上と思わせてきた。

18年を経た今、優秀な技術者が次々と育っている。フィリピン人技術者が設計した図面をネット経由で日本に送り、それによって日本で金型部品を作ることが可能になった。昨年インドネシアで合弁会社を立ちあげたときには、フィリピン人技術者がインドネシア人を指導し、日本とフィリピンで作った図面によるインドネシアでの金型づくりを可能にした。

フィリピン人とインドネシア人は日本人を目標にしている。日本人1人ひとりの役割りはこれまでよりもずっと大きなものになっている。

●本文 →
 itoh.s.s..pdf
●伊藤製作所のURL → https://www.itoseisakusho.co.jp
掲載先 → リーダーシップ 2014年8月号
(発行元・日本監督士協会のURL:http://www.kantokushi.or.jp/


■この記事へのコメント:

日本でも技術の承継をどうするか、話題になっていますが、外国人に特殊技術を教え育成することは並大抵のことではありません。この記事はそのノウハウを紹介してます。これは、外国人育成のだけに限らず、日本の技術者育成に役立つ手法でもあります。現場監督者必見です。(創知研究所・中野勝征)

フィリピン現地法人での作業風景。写真クリックで本文表示。


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