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ネット版 改善改革探訪記 144 BACK

遠隔地コミュニケーションの未来を開く

 SOBAプロジェクト探訪記


インターネットのブロードバンド化が進んだことで、テレビ会議が簡単に利用できるようになった。パソコンとビデオカメラさえあれば、離れていてもいつでもどこでも会議を開くことができ、交通費と時間を使って集まるより、あるいは電話回線を使ったかつてのテレビ会議よりもはるかに簡便で低コストである。

このシステムを販売しているSOBAプロジェクト(京都市)の乾和志社長はもともとオムロンの社員。オムロンと京大などとの産学共同のプロジェクトを主導し、文部科学省の研究助成金を得てベースとなるアプリケーションソフトを開発し、それらを応用展開したソフトを販売する会社を立ち上げた。

オムロンのトップを説得し、なんども却下されながら、ついに新会社を設立して船出するまでの、強い信念と努力の軌跡は、自信を失いつつある若者たちに大きな勇気を与えてくれる。

テレビ会議システムは、その後順調に普及してビジネスのあり方を変えつつあり、そこから発展して、遠隔地の先生と生徒の間で個別指導ができる遠隔教育システム、自宅にいながら病院の医師の診察が受けられる遠隔医療システム、無人店舗に設置して顧客が遠隔地の担当者に説明を求めたり相談したりできるシステム…など市民生活にも新しい便利さを提供しつつある。

(「リーダーシップ」2013年4月号で詳報) → soba.pdf へのリンク 


■この記事へのコメント
今回の記事を見て、発明学会在職中に地方の発明相談を映像(パソコンを通して)でできないかとNTTと実験を1年やりました。時代が少し早すぎたと反省をしています。今なら簡単にできそうですね。参考になりました。(創知研究所・中野勝征)

テレビ会議システムのセッション画面