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ネット版 改善改革探訪記 143
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市役所の改善を市民にみえるものにする

 尼崎市役所探訪記


尼崎市役所では10年前から「全庁的改革改善運動」が行われていた。各所属単位で1年をかけて経費節減や業務効率化の改善を行い、それを発表するものだったが、それが昨年から大きく形を変えた。

「講座『改善のススメ 尼崎!』」と名づけられ、所属単位でなくとも、個人でも、職場横断的なグループでもよく、未実施の構想段階の提案でもよいとされた。そして、提案はフェイスブックに公開し、誰でも見えるようにしたほか「いいね」ボタンを押すことで審査に参加できるようにした。

財政悪化に対応して市役所の職員は大幅に削減された。しかし、経費削減と合理化はゴールではない。少なくなった職員1人1人は、今後はまちの活力を高めていかねばならず、そのためには市民の理解と協力が欠かせない。職員の改善くふうは市役所の枠を飛び出し、市民に直接訴えかけ、市役所が変わろうとしていることを発信していくべきだとされたのである。

フェイスブック
https://www.facebook.com/KOUZAKAIZENNOSUSUMEAMAGASAKIを開くと、尼崎のものづくり技術を生かして独自の自転車を作り、それでレンタサイクル事業を始めようとか、市内の自販機に法定外環境目的税を課してECO未来都市をめざそう…など、柔軟発想の提案がずらりと並び、市役所が変わろうとしていることを実感させてくれる。

(「リーダーシップ」2013年3月号で詳報) →  amagasaki.c.o.pdf へのリンク



■この記事へのコメント
今回の尼崎市役所レポート、新しい試みですね。全国の自治体に広がるようになればいいですね。(創知研究所・中野勝征)

提案審査参加募集のポスター