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ネット版 改善改革探訪記 bP89
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林業の活性化を支援する工場

 コマツ粟津工場探訪記

建機メーカーのコマツ(小松製作所)は石川県と石川県森林組合連合会との間で「林業に関する包括連携協定」を結んだ。石川県の林業をもっと活性化するための取り組みを、県内トップ企業のコマツが支援するというもので、未利用材をチップ化し、バイオマスエネルギーを活用する…という最初の着眼がきっかけになった。

森林組合にとっては森林内に放置された未利用材が有価物に変わる。コマツはエネルギーコストを低減させ、CO2排出量を削減できる。県にとっては森林の整備が進み、流木被害などのリスク軽減と環境保全につながる。

3者のウインウインの関係が奏功して、2015年度から森林組合が未利用材を伐り出し、チップ化し、それが毎日大型トレーラーで工場に運び入れられ、バイオマスボイラーで燃焼させ、蒸気でコンプレッサーを動かし、さらに発電機を回し、最後に冷温水に変えて利用されている。

この成功が刺激となって、県内外にバイオマスエネルギーを利用する事業所がひろがった。また、県内用材を利用して、小松駅前の「こまつの杜」の木造事務所棟や粟津工場の「木の香りがする新食堂」が建てられ、県内用材のよさをアピールしている。さらに能登の森林でコマツの林業機械「ハーベスタ」の試験運用が始まるなど、林業支援は新たな段階に入っている。


●本文 → komatsu-awazu.pdf
●コマツのURL → http://www.komatsu.co.jp/  
●掲載先 → リーダーシップ 2017年3月号
(発行元・日本監督士協会のURL  http://www.kantokushi.or.jp/  )


粟津工場のバイオマスボイラー。写真クリックで本文表示。


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