■オフィス用品の通販会社、カスタネットは大日本スクリーンの社内ベンチャー企業第1号として誕生した。親会社と関連会社からの注文を当てにしていたが、仕入れ先が決まらず、体制が整わないままスタートしたことがひびいて、当初は大赤字だった。
■赤字に苦しみながら、困っている人をほっておけない植木力社長は、その傍らで障害者の授産施設に作業を発注したり、カンボジアの子供たちに文房具を送るという活動を続けていた。
■そのことを特別なこととは思っていなかった。だが、そんな凄いことをやっているのだったが、マスコミに発信すべきだとアドバイスを得て、記者発表したところ大きく取り上げられ、「値段も納期も大きな差がないのだったら、社会貢献している会社から買いたい」という会社が次々現れた。
■以来、同社はより積極的に社会貢献に力を注ぎ、そのことを積極的に情報発信している。それによって多くのカスタネットファンが生まれ、赤字を解消。順調に成長を続けている。
●本文 → castanet.pdf
●カスタネットのURL → http://www.castanet.co.jp/
●掲載先 → リーダーシップ 2016年2月号
(発行元・日本監督士協会のURL http://www.kantokushi.or.jp/ )
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カンボジアに贈られた文房具。写真クリックで本文表示。
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