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ワークライフバランスを改善したカイゼン活動

 鳥取県庁探訪記


「時間外勤務を半減させ、職員のワークライフバランスを改善しよう」という知事の提唱で、鳥取県庁2010年からトヨタ式カイゼン活動に取り組んでいる。いくつかのパイロット職場で5Sやファイリングシステムによる仕事の見える化、業務フロー図を使ったカイゼンを開始。2013年度からそれを全庁に広げた。

県が発注する土木工事の入札・契約に関わる事務を引き受けている県土整備事務所建設総務課では子育て中の女性職員など、配慮の必要な人が多く、一部の人たちに時間外勤務が偏っていたが、時間外を減らすという目標に向けて全員参加で活動が進められた。

入札・契約にかかわる業務ひとつひとつについて業務フロー明らかにし、問題点を探り、それを取り除いて、標準化、簡素化、適正化、効率化を進めた。その結果、別の担当者が代行できるようになり、休みが取りやすくなった。

安倍政権の経済対策が影響して2013年度の工事件数は例年の1.4倍に増えたが、人数はそのままで時間外も増えなかった。今年になってから「病気や用事以外で毎月1回休もう」との副所長の呼びかけで、1人月1回のワークバランス休暇が定着しはじめているという。




日本監督士協会編「リーダーシップ」2014年6月号で詳報)  → tottori.p.o.pdf へのリンク


■この記事へのコメント:
民間企業を主とした従来の記事と異なり、県庁の事例を取り上げているのが注目です。記事では小人数で誰もが対応できるように「業務フロー図」を導入し、様々な問題点をピックアップし、解決にした事例がきめ細やかに紹介されています。民間企業で活かされる手法だと思います。(創知研究所・中野勝征)


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