■地域のきずなが薄れ、人と人のつながりをベースにした商いが難しくなった。同時に、住民にとってはトラブルが起こった時にすぐ助けてくれる人もいなくなった。
■ジャパンベストレスキューシステム(名古屋市)はその2つを結びつけ、人々のお困りごとを、24時間365日、すぐに解決するネットワークシステムを作り上げた。
■最初は道路上で事故に遭い立ち往生したバイクを助けに行くバイクレスキュー事業から始まった。創業者の榊原暢宏社長は、バイク屋を1件1件回り、その下働きをしながら、関係をつくり、愛知・岐阜・三重3県の300軒のバイク屋を組織化。次いで全国3000軒のバイク屋を組織化してバイクレスキューのネットワークシステムをつくった。
■それをベースに鍵屋、水道屋、ガラス屋など10を超える専門業者群を組織化し「生活救急隊」と呼ばれる、困っている人を助けるネットワークシステムを作り上げている。
● 本文 → jbr.pdf
● ジャパンレスキューシステムのURL → https://www.jbr.co.jp
●掲載先 → リーダーシップ 2013年10月号
(発行元・日本監督士協会のURL:http://www.kantokushi.or.jp/)
■この記事へのコメント
社長さんは苦労人だけあって、ビジネステーマの発見が上手ですね。従来の「便利屋」さんを高度化しシステム構築したところが素晴らしいですね。ここまでの体制ができるとビジネステーマは無限にひろがり、この会社の未来は無限ですね。単なる仕事引受人から問題解決引受人として更なる発展をしてもらいたいですね。(創知研究所・中野勝征)
|