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ネット版 改善改革探訪記 bP49 BACK

困っている人を助けるネットワークシステム

 ジャパンベストレスキューシステム探訪記

地域のきずなが薄れている。都会では住んでいる人がどんどん入れ替わり、地方は若者がいなくなって高齢化が進んでいる。結び付きが希薄化したことで一番不便を感じるのが、鍵のトラブル、水のトラブル、ガラスのトラブルなど、自分たちで対応できないトラブルが起こった時にすぐ助けてくれる人のいないことである。一方で地域に根を下ろし、人と人、顔と顔のつながりをベースにしたサービスは、結び付きの希薄化によって商いが難しくなっている。

ジャパンベストレスキューシステム(名古屋市)はその2つを結びつけて、人々のお困りごとを、24時間365日、すぐに解決するネットワークシステムを作り上げた。

最初は道路上で事故に遭い立ち往生したバイクを助けに行くバイクレスキュー事業から始まった。創業者の榊原暢宏社長は、バイク屋を11件回り、その下働きをしながら、関係をつくり、愛知・岐阜・三重3県の300軒のバイク屋を組織化。次いで全国3000軒のバイク屋を組織化してバイクレスキューのネットワークシステムをつくった。それをベースに鍵屋、水道屋、ガラス屋など10を超える専門業者群を組織化し「生活救急隊」と呼ばれる、困っている人を助けるネットワークシステムを作り上げている。

きずなの崩壊という深刻な事態に対応し、地域社会のニーズを埋める同社の事業展開は注目を集め、創業から10年で東証マザーズ上場、12年で東証1部上場を果たしている。

日本監督士協会編「リーダーシップ」2013年10月号で詳報) → jbr.pdf へのリンク 



■この記事へのコメント

社長さんは苦労人だけあって、ビジネステーマの発見が上手ですね。従来の「便利屋」さんを高度化しシステム構築したところが素晴らしいですね。ここまでの体制ができるとビジネステーマは無限にひろがり、この会社の未来は無限ですね。単なる仕事引受人から問題解決引受人として更なる発展をしてもらいたいですね。(創知研究所・中野勝征)

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