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個人プレイをチームプレイに変える5S活動
 ユーザックシステム探訪記

ソフト開発会社のユーザックシステム(大阪市)は12年前から5S活動を展開している。3〜9人でサークルをつくり、半年単位でテーマ解決活動を展開するもので、ユニークなのは「ハードウエア改善」と「ソフトウエア改善」と名付けた2つのテーマを同時並行で進めている点である。

「ハードウエア改善」というのは、執務環境を改善するもので、世間でいう「5S」活動と同じ。もうひとつの「ソフトウエア改善」はそれぞれの部署ごとの業務改善活動で、たとえば、販売・開発・サポートのメンバーで構成したチームでパッケージソフトの販促戦略を検討したり、開発チームが海外子会社を指導して難度の高い開発を任せられるようにしたり、営業チームが物流改善のノウハウを小冊子にまとめて物流システムソフトの販促に役立てたり…など核心業務に近い部分で高度な改善を展開している。

まず「ハードウエア改善」を通じて、みんなで見える部分の改善を進め、それを足掛かりに「ソフトウエア改善」として見えにくい核心業務に近い部分での組織的改善に入る。ソフト開発が個人プレイである限り、生産性は個人に依存する。組織としての生産性を高めるには個人プレイをチームプレイに変えていかねばならない。同社の5S活動はその典型を見せてくれている。


(「リーダーシップ」2012年09月号で詳報) → usac.pdf へのリンク
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