絵で見る創意くふう事典  》 第12章 組織  》 F褒める
 
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組織‐1207 F褒める BACK

人から創意くふうを引き出すには、褒めることがポイントです。口先で褒めるのではなく、相手を自分と同じ価値を持った存在と認め、その思いを相手に伝えることです。

 このページの掲載事例→        ●120701 「ごくろうさま」と声をかける  
 ●120702 小さなことを具体的に褒める  
 ●120703 提案を表彰する
 ●120704 社員の長所を記録する
 ●120705 社内第一人者を認定する  
 ●120706 びっくり大発見を褒める  
 
【120701】 「ごくろうさま」と声をかける  


1日の仕事を終えるとき、リーダーから「ごくろうさま」と部下をねぎらう。その言葉が単なる儀礼ではなく、自分の働きを関心を持ってみてくれており、それを評価し、感謝していることがその中に込められているとき、部下は「この人のために一生懸命やろう」という気持になれる。

 
 
【120702】 小さなことを具体的に褒める   

誰もが認める大きな成果を褒めてもさほどの感動を与えることはできない。相手の立場に立って初めて分かる小さなことを具体的に褒めてこそ、相手を感動させ、自信を持たせることができる。



   
 
 【120703】 提案を表彰する  

提案に対する表彰は、提案者の貢献を認定することであり、それを全社員に知らせることである。表彰することで提案者の労をねぎらい、一層の奮起を促すとともに、他の従業員に同じような貢献を奨励することになる。

   
 
 【120704】 社員の長所を記録する  


印刷会社の事例。この会社の社員は全員が「ニコニコ手帳」という黒表紙の手帳を持っており、そこには社員1人ひとりについて20項目の長所が書かれている。「まじめにしごとをこなす行動派」「子どもやお年寄りにやさしい」「夢を忘れない」…など。1人ひとりについて同じ社員がその人の長所を指摘しあい、それをまとめたものである。長所に目を向けることで短所をカバーし、自信を持たせることが狙い。月に1回の誕生会で社長はこのことを話題にし、1人ひとりを褒めてはげましている。


参考記事 → takayoshi.pdf P4

   
 
 【120705】 社内第一人者を認定する  

ある会社では社内で役に立つすぐれた技術、知識、腕前を持っている社員を「社内第一人者」に認定している。第一人者と認定されれば、研究グループのリーダーとなったり、社内講師に成ったりすることができ、研鑽のための休暇や手当が支給される。


   
 
【120706】 びっくり大発見を褒める  

自動車部品メーカーの事例。
設備の汚れの発生源をつきとめるために、みんなで油まみれになって機械の点検を行った。その過程でびっくりするような様々な発見があった。たとえば冷却水の配管の出口と入口がつながっていて水が流れていなかったり、給水管が肝心な箇所に給水する前に外れていたり…。そんなびっくり大発見を見つけたら、図のようなワンポイントレッスンにまとめて、それを集めて「びっくり大発見大会」を開いた。発見されたミスは、
@どのようにして発見されたか
A発見しないとその設備はどうなっていたか
Bなぜ今まで発見されなかったのか
C今後どのようにして発見すべきか
をまとめてみんなの前で発表し、優秀な事例は表彰した。積年の恥を叱らず、逆に発表させて「よく気づいてくれた」と褒めることで、隠れていた問題を見えるようにし、同じ問題を繰り返さないためのいましめとした。

   
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