改善の事典 》 第8章 環境 》 節水する | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
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環境‐0806 節水する | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
このページの掲載事例→ | ●080601 ホースの先端に止水バルブを取り付ける | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
●080602 トイレ洗浄水を節水する | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
●080603 風呂桶に水位線を入れる | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
●080604 蛇口をネジ式からプッシュ式に替える | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
●080605 あふれた水を元に戻す | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
●080606 試験管洗いを効率化する | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
●080607 流水処理専用ホースをつくる | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
●080608 製鉄所内の水を繰り返し利用する | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
【080601】ホースの先端に止水バルブを取り付ける | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
[改善前] 水を出したり止めたりするとき、蛇口まで戻らねばならず、その間、水は出しっぱなしだった。 |
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[改善後] ホースの先端に止水バルブを取り付け、水の無駄遣いをなくした。 取材先 名古屋鉄道 「業務改善節約事例ヒント集7」 |
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【080602】トイレ洗浄水を節約する | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
トイレのタンクの中に水を入れて栓をした瓶を沈めた。使用1回について瓶1本分の水が節約できる。 取材先 名古屋鉄道 「業務改善節約事例ヒント集bU」 |
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【080603】風呂桶に水位線を描き入れる | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
[改善前] 風呂いっぱいに水を入れると人が入ったときお湯があふれる。 |
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[改善後] 人が入ったときちょうどいっぱいになる位置に水位線を描きいれ、その線まで水を入れることにした。 取材先 名古屋鉄道 「業務改善節約事例ヒント集bU」 |
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【080604】蛇口をネジ式からプッシュ式に替える | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
[改善前] ネジ式の蛇口は閉め忘れて水をムダにすることがある。 |
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[改善後] 蛇口をプッシュ式に変えた。プッシュ後一定時間水がながれた後、自動的に止まり、水をムダにすることがなくなった。 参考文献 名古屋鉄道 「業務改善節約事例ヒント集8」 |
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【080605】あふれた水を元に戻す | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
[改善前] 比重を量るために試料を水に入れると水があふれ、また補給しなければならなかった。 |
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[改善後] 水槽に補助瓶を取り付けて、あふれた水を元に戻せるようにした。 取材先 日新製鋼呉製鉄所 取材 1984 掲載先 創意とくふう 1984/10 |
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【080606】試験管洗いを効率化する | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
[改善前] 試験管を洗浄するとき洗剤を使っているが、洗剤の泡切れが悪く、5〜6回のすすぎが必要だった。 |
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[改善後] 水道の蛇口にゴムチューブを取り付け、試験管の1本1本に入れて水洗いすることにした。すすぎが1回で済み、時間も短くなった。 取材先 金印わさび 取材 1988 掲載先 ThinkUp 1988/11 |
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【080607】流水専用ホースをつくる | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
[改善前] 実験室んでわさびイモのアクヌキするとき、バケツに入れ、水道水を出しっぱなしにしていたが、水の回りが遅く、時間がかかった。 |
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[改善後] 専用ホースを作り、バケツの底から水を入れるようにした。 取材先 金印わさび 取材 1989 掲載先 ThinkUp 1989/12 |
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【080608】製鉄所内の水を繰り返し利用する | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
製鉄所内の各段階の製品は、水を吹き付けて冷却される。回収した水には様々な物質が溶け込んでおり、蒸発によって濃度が上がった水を吹き付けると、製品の錆の原因になるから、一定量の水を補給して増えた分を抜き取る。これをブロー水と呼ぶ、各工程で必要とされる水の水質は一定ではなく、最終製品に近い工程ほど高い水質が要求されるから、最初の水を最終工程で使い、順次ブロー水が前工程の補給水として使い回される。この方法によって、ある製鉄所では1日に210万トンの水を使うが、実際に取水しているのは13万トンにすぎないという。 参考文献 加藤仙著「資源からの発想」(1976) |
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