改善の事典  》 第8章 環境  》 Dエアを節減する
 
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 環境‐0805 Dエアを節減する  BACK NEXT
このページの掲載事例→                ●080501 エアガンの噴出力を高める   
 ●080502 ノズルの距離を縮めてエアブロー効果を高める
 ●080503 加工穴洗浄のエアブローを廃止する
 
【080501】エアガンの噴出力を高める  


細い箇所のゴミを吹き飛ばすためにエアガンの先端にゴムチューブを取り付け、エアの噴出力を高めた。




取材先 三洋電機
取材 1975


 
 
【080502】ノズルの距離を縮めてエアブロー効果を高める   
[改善前]
クランクシャフトの油穴の切粉を払う工程で、エアブローノズルと油穴の間が8ミリ開いていた。

 
[改善後]
2.5ミリまで縮めた。これによって洗浄力がアップし、エアブロー時間が短縮できた。




取材先 トヨタ自動車工業
取材 1980
掲載先 改善提案ハンドブック (1980)
 
 
 
【080503】加工穴洗浄のエアブローを廃止する    

[改善前]
前工程で付着した異物を取り除くためにワークを洗浄液に浸けて上下に揺らした後、加工穴を洗浄するためにエアブローしていた。

 

[改善後]
洗浄液の中のワークの動きにスイング運動を加え、さらに排出エアをタンク内に放出して気泡による洗浄効果を高めた。その結果、加工穴の洗浄残りがなくなり、エアブローの必要がなくなった。
 



取材先 ダイキン工業淀川製作所
取材 1988
掲載先 ThinkUp 1988/07

 
 
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