絵で見る創意くふう事典  》 第7章  省力化  》 H監視・検査業務を自動化する
 
 TOP 編集のねらい 5S 安全 品質 作業 治工具 設備 省力 環境 コストダウン 事務 IT化 組織 顧客 地域 探訪記 解説 総目次 索引
 
省力化-0709 H監視・検査業務を自動化する BACKNEXT 
監視作業や検査業務を自動化して人手を省いた事例を集めました。
このページの掲載事例→                 ●070901 ホース穴の貫通確認を機械化する   
 ●070902 洗濯機の残水量チェックを自動化する
 ●070903 ワークの重なり監視作業を自動化する
 ●070904 クレーンに障害物警告灯を付ける
 ●070905 燃料タンクのガソリン洩れを検知する
 ●070906 リレー製品検査を自動化する
 ●070907 照度測定を自動化する
 
【070901】ホース穴の貫通確認を機械化する  
[改善前]
成型したプラスチック製品のホース穴がバリでふさがっていないかどうか目で確認していた。


  [改善後]
シール漏れ確認装置にホール穴貫通確認治具を取り付けた。製品を装置に取り付けるときホース穴が貫通していればセットでき、貫通していなければパイプがバリに当たってセットできない。
     
 
【070902】洗濯機の残水量チェックを自動化する  
洗濯機の残水量をチェックするために、規定量以上の水が筒にたまると筒が傾いてセンサーを濡らしてブザーが鳴るようにした。
 
 
 【070903】ワークの重なり監視作業を自動化する  
[改善前]
プレスの工程の後、ベルトコンベアで流れてきたワークを外観検査する工程では、取り出しが遅れて次のワークと重なってキズがつかないよう監視していなければならなかった。

  [改善後]
ベルトコンベアにセンサーを取り付け、センサーがワークを検知している間はプレスが作動しないようにした。これにより重なりがなくなり、監視要員が不要になった。
     
 
【070904】クレーンに障害物確認灯を取り付ける  
[改善前]
高速道路の下で工事を行うときクレーンや掘削機が、高速道路の桁にぶつかる恐れがあり、それを防止するために監視員が監視しなければならなかった。

  [改善後]
クレーンや掘削機のブームの上端に障害物検知器を取り付けた。検知器が1.5m以内に障害物を検知したとき黄色の警告灯が点滅し、0.5m以内に障害物を検知したとき赤色の警告灯が点滅する。これによって監視要員がいらなくなった。

     
【070905】燃料タンクのガソリン漏れを検知する  
[改善前]
燃料タンクにパイプを接続した後、ガソリン漏れの有無を確認する検査で、タンクの収納スペースが狭いため、目で確認したり手で触って確認することができず、鼻を近づけて臭いで確認していた。
  [改善後]
家庭用のガス漏れ検知器にヒントを得てガソリン漏れに反応する検知器を開発した。この検知器の先端を車体とタンクの間に差し入れるともしガソリンの漏れがあればブザーが鳴る。

     
 
【070906】リレー製品検査を自動化する  
[改善前]
保護リレーの製品検査では人が手でダイヤルを回して模擬的に電流を増やしていき、あらかじめ設定された値まで来たときに信号を発信することを検知機の針の振れで確かめていた。人が目で見て判断するのでミスが起こる可能性があった。
  [改善後]
自動試験機を利用して検査を自動化することにした。保護リレーの機種ごとの試験プログラムを作成し、パソコンを介して自動試験機を制御することで、機種が変わっても自動検査ができるようになった。
   
 
 【070907】照度測定を自動化する  
[改善前]
空港の照明灯工事で、18万8000uの床面を5メートルピッチで碁盤の目のように7500カ所の照度を測る必要が生まれた。人力で測定すると時間がかかりすぎる。

[改善後]
次のような走行式自動照度測定装置を開発した。
@デジタル照度計を台車に載せ、それを乗用車で牽引する。
A乗用車にはノートパソコンを置き、自動計測作業を制御するソフトを走らせる。
B台車の車輪にロータリーエンコーダーをとりつけ、5m進むごとにパソコンから照度計に信号を送って、その時点の照度をパソコンに読みとる。
   
 
▲このページトップへ