改善の事典  》 第7章  省力化  》 力の要る仕事を機械化する
 
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省力化-0704 力の要る仕事を機械化する BACKNEXT 
機械を利用して力の要る作業をラクにできるようにした事例を集めました。
このページの掲載事例→                  ●070401 ワークを押し上げて取り出す   
 ●070402 スリーブの抜き取りを機械化する
 ●070403 試料を電動カッターで切断する
 ●070404 コイル材をエアシリンダーで吊り上げる
 ●070405 原料をリフトで押し込む
 ●070406 コンベアベルト巻取作業を機械化する
 ●070407 フィルム投入を機械化する
 
【070401】ワークを押し上げて取り出す  
[改善前]
溶接後のワークを取り出すのは重くて力をこめて取り出さねばならなかった。
 
[改善後]
エアーシリンダーでワークを下から押し上げた。



取材先 トヨタ車体
取材 1982
掲載先 創意とくふう 1983/01
 
 
 
【070402】スリーブの抜き取りを機械化する  
[改善前]
ロールからスリーブを抜き取るときハンマーでたたいていたが、時間がかかり腕への衝撃が大きかった。
 
[改善後]
ロールを並べてスイッチを押すだけで油圧ポンプでスリーブを抜き取ることができる装置をつくった。




取材先 神戸製鋼所加古川製鉄所
取材 1996/03/27
掲載先 燃えよリーダー 1996/05
 
 
 
 【070403】試料を電動カッターで切断する  
[改善前]
鋼の試料をクリッパで切断するとき試料が硬く、切断時のショックが大きく、腰を痛める恐れがあった。
 
[改善後]
ポータブル電動カッターを用いて切断することにした。



取材先 愛知製鋼知多工場
取材 1989
掲載先 ThinkUp 1989/02
 
 
 
【070404】コイル材をエアシリンダーで吊り上げる  
[改善前]
コイル材をリールスタンドに取り付けるとき、重くて時間がかかった。
 
[改善後]
エアシリンダーで吊り上げてリールスタンドに直接取り付けられるようにした。



取材先 ダイキン工業淀川製作所
取材 1988
掲載先 ThinkUp 1988/07

 
【070405】原料をリフトで押し込む  

人力で溶解炉に投入していたアルミ原料を、フォークリフトの先端に治具を取り付けて押し込むことにした。



取材先 矢崎グループ
 
 
【070406】コンベアベルト巻取作業を機械化する

コンベアのベルトを巻き取るとき人が手で巻き取っていたが、重くて腰痛の原因になった。そこで、図のような装置でベルト巻取作業を機械化した。腰痛の心配がなくなり、どんな大きさのベルトもきれいに巻き取れるようになった。




取材先 住友金属工業和歌山製鉄所
取材 2001/12/03
掲載先 燃えよリーダー 2002/01
 
 
【070407】フィルム投入を機械化する   
[改善前]
プラスチックケースに入った写真フィルムを包装工程に投入するとき、大きな籠から一旦小さな籠に受け、人力で投入していた。

 
[改善後]
大きな籠をそのまま機械に取り付け、自動的に回転させる装置を作った。
 



取材先 コニカパッケージング
取材 2002/03/20
掲載先 燃えよリーダー 2002/07
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