■菓子メーカー・三州製菓(埼玉県春日部市)は、各部門の一般社員で構成する「男女参画推進委員会」を編成。仕事と結婚・出産・育児の両立という課題に取り組んできた。
■出産を終えた女性社員は、育児介護休業法では子どもが1歳になるまでの育児休業が認められるが、その後元の仕事に戻れるかどうかが大きな問題となる。男女参画推進委員会ではその都度本人と上司、人事部門との間に入って、可能な方法を探ってきた。短時間勤務でも正社員の資格を失わない短時間正社員制度を提言したり、あるいはフレックスタイムを組み合わせるなどして、育児休業を終えた女性社員全員を仕事に復帰させてきた。
■「1人3役委員会」という組織もある。各人がメインの担当業務のほかに他の人の仕事を助けることができる分野を2つずつ持つことを目標にかかげ、組織としての協力体制を作り上げて、育児・介護のために短時間勤務を希望する社員を応援している。
■女性社員活躍の場づくりの実態と、それがどんな経営風土の中から生まれてきたのか、斉之平伸一社長と板垣千恵子総務部マネジャーに聞いた。
●本文 → sanshu.pdf
●三州製菓のURL → http://sanshu.com/
●掲載先 → リーダーシップ2016年11月号
(発行元・日本監督士協会のURL http://www.kantokushi.or.jp/ )
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