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「商売はおもしろい」とオーナー経営者が言う理由

 スーパーまるまつ探訪記

スーパーまるまつは単位面積当りの売上が常に全国トップクラスのスーパーマーケットである。店舗は福岡県柳川市の1店舗だけ。親子2代のオーナー経営者が自分たちのすべての工夫とエネルギーをこの1店に注ぎこんで経営している。
特徴的なのはPOSシステムを活用して単品ごとの時々刻々の売れ行きを把握し、それに基づいて売行きを正確に予測していること。それに基づいて、きめ細かく発注し、売れるものを前面に押し出して陳列する。品揃えは生鮮食品、とくに鮮魚と青果が中心。卸売市場のセリは正確な売れ行き予測を頭に叩き込み、最も有利なタイミングと値段で競り落とすのがコツという。
お客様の動きはPOSに頼るだけでなく、五感で感じてとっている。会長と社長はできる限り店頭に出て、お客様と会釈を交わす。お客様の言葉の端々で他店の動向もわかる。店内の様子はすべて把握しているから、万引き事故は1件も起きない。
さらに年に1度は一定数以上のポイントを貯めたお客様を抽選で旅行に招待しており、旅先の宴会の席ではお酒を注ぎ、店への改善要望を聞いて回っている。「商売はおもしろい」と会長はいう。お客様に役立つことを使命だと思い、心の底からそれを楽しんでいる人の言葉である。

日本監督士協会編「リーダーシップ」2015年7月号で詳報)  →  super-marumatsu.pdf へのリンク

お客様ご招待旅行の宴会