絵で見る創意くふう事典  》 第15章 地域  》 ボランティア活動
 
 TOP 編集のねらい 5S 安全 品質 作業 治工具 設備 省力 環境 コスト 事務 IT化 組織 顧客 社会 地域 探訪記 解説 総目次 索引
 
地域‐1511 地域に奉仕する…ボランティア活動 BACKNEXT


 このページの掲載事例→                      ●151101 福祉センターの草取りなど
 ●151102 斑鳩寺の除草・剪定・落ち葉清掃など
 ●151103 タバコのポイ捨てを防止
 ●151104 わがまち10万人クリーン作戦に参加
 ●151105 市民祭りの後片付け
 ●151106 花火大会の後片付け
 ●151107 芝桜花壇の除草と清掃
 ●151108 ボランティア清掃とふれあいイベントの開催
 ●151109 たばこのポイ捨てを防止
 ●151110 小学生の登下校を見守る
 ●151111 安全防犯パトロール
 ●151112 アルミ缶回収、鯉のぼり、並木イルミネーション
 
【151101】福祉センターの草取りなど  

瑞浪市シルバー人材センター(愛知県)では9つの支部ごとに次のようなボランティア活動を行っている。作業中は各支部の名前と「就業を通じて地域社会で活躍します」と染め抜いた幟を立てている。

瑞浪東支部・西支部… SC事務所がある市民福祉センターの草取り、溝掃除、垣根の修理、立木の剪定などを行う。

土岐支部… 児童センターの草刈、土砂で埋まった溝の掃除、屋根の樋から落ち葉を取り除く。作業終了後は児童センターの室で、パンとジュースで休憩をとりながら、SCや安全就業に関するビデオを鑑賞する。 

稲津支部… 幼稚園の草取りと剪定を行なうほか、幼稚園児に紙芝居を読んで聞かせる、紙飛行機で遊ぶ、など。

明世支部… 市の運動公園の草取り、清掃、空缶や紙屑拾いなど。

陶支部… 児童館や託老所の清掃奉仕、草刈り、畑作り、お年寄りの送迎、保育園に100尾の鯉のぼりを上げる。

日吉支部… 保育園・託児所・市役所支所の草刈り、枝きり、垣根の剪定など。

釜戸支部… 保育園の清掃、園児たちの芋掘りのための畑の耕作、芋蔓を利用した堆肥づくり。公民館の障子貼りなど。

大湫支部… 公民館の清掃。中山道沿いの史跡の駐車場の草刈りや清掃。

取材先 瑞浪市シルバー人材センター
取材 2000/07/12
掲載 
月刊シルバー人材センター200010

 
【151102】斑鳩寺の除草・剪定・落ち葉清掃など  


■龍野市・揖保郡広域シルバー人材センター(兵庫県)では年1回支部単位でボランティア活動を行っている。

太子支部… 斑鳩寺の除草、剪定、落ち葉の清掃を行っている。午前中の奉仕活動に続いて午後は食事会を兼ねた親睦会が行う。

新宮支部… 年末にしめ縄を作り、公民館、小学校、福祉施設などに贈っている。

龍野支部… 7つの地域班が、公園の剪定、草刈り、ゴミ拾い、幼稚園や小学校の遊具のペンキを塗り替え、切れたロープを取り替え、社会福祉施設周辺の清掃、除草、剪定、身障者厚生施設で車椅子を押し、班員がカラオケの先生となって老人ホームの老人たちに歌唱指導する班もある。

■年1回に限らず、特定の施設に繰り返し出向く場合もある。ある会員は地域の幼稚園の草刈りを自分から引き受けていて「ぼちぼち草が伸びた頃やないかと思って刈りに来ました」と言って年に何回か草刈機で草を刈って行く。またある会員は、一旦注文として受けた家具の移動や戸の開け閉めの不具合の補修の後で「あのお年寄りからお金を貰うわけにはいかん。ボランティアということにしといて…」と言う場合もある。 

取材先 龍野市揖保郡広域シルバー人材センター
取材 2000/07/11
掲載 
月刊シルバー人材センター200010

 
【151103】タバコのポイ捨てを防止  


■串良町シルバー人材センター(鹿児島県)では、当初みんなで社会福祉協議会事務所を清掃することから始めたが、その後、次の様なボランティア活動を行っている。

門松造り:1999年の門松づくりの技能講習がきっかけとなり、町役場・公民館・老人センター・平和アリーナ・SC事務所の門松を会員6人で作っている。

交通安全声かけ運動:春と秋の交通安全週間の各7日間朝7時から8時まで、児童・生徒の通学時間に腕章をつけて誘導用旗を持って町内各所に立ち、小、中学生が横断歩道を渡るのを旗で誘導し「おはよう」「気をつけて」「いってらっしゃい」と声をかけている。

襖・障子の張り替え:毎年町内の施設を借りて襖・障子張替の技能講習会が開かれ、教材として襖障子を提供してもらい、その後はそれをそのまま使ってもらうという意味でボランティア活動も兼ねている。

平和公園清掃:海軍特攻隊の飛行場跡地が平和公園として整備されているが、毎年1015日に行なわれる追悼式の直前にツツジの剪定・除草・空き缶やゴミ拾いなどの清掃奉仕を行っている。

植樹祭への参加:2003年には1115日に町主催で行なわれた「環境の森植樹祭」に参加。町民有志とともにアラカシ、ヤマモモ、ヤブニッケイなどの苗木を植樹した。

取材先 串良町シルバー人材センター
取材 2003/11/19
掲載 
月刊シルバー人材センター200402  

 
【151104】わがまち10万人クリーン作戦に参加  

尼崎市シルバー人材センター(兵庫県)では全市で行なわれる「わが町10万人クリーン作戦」に老人クラブやボーイスカウトなどとともに参加している。6つの地域ブロックごとに参加しており、クリーン作戦の統一標語である「さわやか尼崎」の幟を立て、地域ブロック名を染め抜いたそろいの黄色の帽子と青のジャンパーを身につけて参加しており、すぐにシルバーとわかる。

このほか地域ブロックごとに、市民まつりパレードに参加してその後に清掃奉仕したり、地域の祭に先立って会場を清掃したり、祭の当日にチラシとティッシュを配ったり、会場の駐輪場を整理したり、会員から集めた不用品を持ち寄ってフリーマーケットを出店し、その売上金を福祉施設に寄付したり…などの奉仕活動を行っている。

2002年度中にボランティア清掃に参加した会員は全会員3832人中856人。

取材先 尼崎市シルバー人材センター
取材 2003/12/05
掲載 
月刊シルバー人材センター200403

 
【151105】市民祭りの後片付け  


■熊本市では毎年10月に「みずあかり」という市民の祭が行われる。家族の安全や世界平和などの願い事を書いた短冊に添えてろうそくの明かりを飾るもの。

■熊本市シルバー人材センターの会員は、他のボランティア団体とともに、数百人の有志が出て、この祭りの後片付けをボランティアで引き受け、竹灯籠の撤去と周辺の清掃活動を行っている。


取材先 熊本市シルバー人材センター
取材 2012/12/20
掲載 月刊シルバー人材センター201303
   

   ←祭会場の後片付作業
 
【151106】花火大会の後片付け  


■熊本県八代市では毎年10月に球磨川河川敷公園で花火大会が行われるが、八代市シルバーの会員はその翌日の清掃作業に他のボランティア団体とともに毎年参加している。

■花火客が残したゴミや食べ残しなどがを拾い集め、燃えるごみ、アルミ缶、プラスティックに分別。朝7時から作業を開始し、8時半頃に終わる。

取材先 八代市シルバー人材センター
取材 2012/12/20
掲載 
月刊シルバー人材センター201303

  ←球磨川河川敷の清掃奉仕活動
 
【151107】芝桜花壇の除草と清掃   


■琵琶湖畔のなぎさ公園の芝桜の花壇は市役所のホームページにも紹介され、観光客にも人気のスポットだったが、いつのまにか雑草が生え、落ち葉で覆われ、元気がなく、ちっとも美しくなくなっていた。

■大津市シルバー人材センター(滋賀県)の会員、藤本進次郎さんは、自分たちの手で美しい景観を取り戻したいと考え、シルバー地域委員長の小林さんに相談。2人で市の公園緑地協会を訪問して確認すると、市は花壇を作ったものの、予算が不足してメンテナンスに十分な人数を投入できていない。シルバーがボランティアで手入れしてくれるのなら、前向きに検討しますということだった。

■その経緯はシルバー事務局と理事会に報告され、結局シルバーの地域委員会の有志23人で芝桜班を編成。2012年3月から11月までの毎月第2木曜日と第4木曜日の朝9時から11時半まで、公園緑地協会指定の造園業者の補助として業者が指示する方法で、芝桜花壇の除草・清掃作業を行っている。 

取材先 大津市シルバー人材センター
取材 2013/02/27
掲載 
月刊シルバー人材センター201305 

  ←芝桜花壇の除草作業
 
【151108】ボランティア清掃とふれあいイベントの開催   


■門真市シルバー人材センター(大阪府)では、2009年から毎月1回市内各所に会員が集まり、ボランティア清掃を行なっていた。2011年にシルバーが市立弁天池公園の指定管理者となってからは、ボランティア清掃後に公園に集まり、一般市民にも参加を呼び掛けて、毎月1回「ふれあいイベント」を開催するようになった。


■イベントでは、会員のほか市内各団体にも協力を依頼した。近くの自治会からテントを借り、女性部会が担当する焼きそばやキャベツ焼きなどの軽食の出店には市内飲食店団体が協力した。会員たちが手づくり手工芸品や家庭菜園の野菜を販売する傍らでは園芸会社が植木市を開催するようになった。野外ステージでは地元中学の吹奏楽部、市内のダンスクラブ、よさこいソーランクラブがノーギャラで出演した。

■さらに年に数回は、NPO法人、商工会議所、青年会議所、消防も加わって一緒にイベント実行委員会を組織。門真市にも後援してもらい、春は「スプリングカーニバル」、夏は「真夏のカーニバル・象鼻杯」、秋は「ふれあい感謝祭」を開催している。

取材先 門真市シルバー人材センター
取材 2014/04/02
掲載 
月刊シルバー人材センター201406 

  
↑左:ボランティア清掃、右:ふれあいイベント
 
【151109】たばこのポイ捨てを防止   


■観光客にきれいなまちを見てもらおうと愛媛県松山市では「タバコのポイ捨て禁止条例」が施行され、それとともに松山市シルバー人材センターは市から「まち美化推進事業」を受託した。.

■普段は仕事として、数人で市街地の歩道を中心に清掃しているが、毎年10月と12月の2回、地域への恩返しとして、全会員に呼びかけ、松山城周辺と道後温泉を含む市街地のクリーンアップ大作戦を行っている。毎回100人余が参加。班ごとの受け持ち区域を2時間にわたって清掃する。

■揃いのグリーンのジャンパー姿で、火バサミとゴミ袋を持ち、ゴミを拾い集め、タバコを吸っている人がいたら、「ポイ捨てしないでくださいね」と呼びかける。

■これによって市内はいつもゴミのないきれいな状態が保たれており、そのことはしばしば地元テレビで紹介され、広く市民にシルバーの地域貢献を印象づけている。


取材先 松山市シルバー人材センター
取材 2014/12/15
掲載 月刊シルバー人材センター2015/03
 

  ←市街地クリーンアップ大作戦
 
【151110】小学生の登下校を見守る   


■豊能町シルバー人材センターでは町内の4つの小学校で、会員たちがボランティアで学童たちの登下校の見守り活動を行っている。朝の登校時と午後3時頃の低学年の下校時、午後4時頃の高学年の下校時の1日3回、毎日欠かさず続けている。9年に及ぶこの活動のお蔭で、事故は1件も起こっていない。

■子どもたちは班に分かれ、それぞれ自宅近くの集合場所に集まり、集団登校するが、会員たちは、各人がその中の3〜4班を担当する。自宅の最寄りの班と一緒に学校に向かい、その後2〜3班が合流。最終的には1人の会員がその数十人の子供たちをみながら、1〜2キロを一緒に歩く。

取材先 豊能町シルバー人材センター
取材 2015/03/23
掲載 月刊シルバー人材センター2015/06

 ←東ときわ台小学校登下校時の見守り活動
 
【151111】安全防犯パトロール   


■神石高原町シルバー人材センター(広島県)では、会員の1人がケガをしたことがきっかけで、安全へのみんなの注意を喚起するために「安全・防犯パトロール」活動を展開している。

■「安全・安心パトロール」という文字の入ったゴム磁石のシートを会員たちの車に貼り、その車に乗って町中の人に「安全・防犯」を呼びかけながら就業場所に向かっている。

■また、道で困っている人が居たら、「どうしました?」「どこまで行かれるのですか?」「送りましょうか?」と声をかけている。

取材先 神石高原町シルバー人材センター
取材 2015/07/22
掲載 
月刊シルバー人材センター201510

 「安全・安心パトロール」の看板をつけた軽トラック
 
【151112】アルミ缶収集、鯉のぼり、並木イルミネーション   


摂津市シルバー(大阪府)のある女性会員は、軽い糖尿病があり、医師から運動をすすめられてシルバーに入会し、ボランティアでアルミの空き缶収集を始めた。

■その空き缶収集に周りの会員も協力するようになり、シルバーの清掃活動で集めた空き缶も加わって、集まる空き缶の量は1人で集めていたときの何百倍、何千倍にもなった。

■女性を中心とした20人のグループは空き缶の売却代金をいろんなところに寄付した。阪神大審査の被災地へ、そして歳末助け合い、障害者作業所、ユニセフ、摂津市消防本部…など。

■グループは「やまびこ会」と名付けられ、その後、小学校の放課後こども教室でこどもたちに工作を教えたり、特養の入所高齢者たちに工作を教える活動に取り組むようになった。
また、会員の1人、中野賢治さんはシルバーの配分金を注ぎ込んで、市内の大正川の河川敷で、初夏には1000匹の鯉のぼりを泳がせ、冬は並木にイルミネーションを灯して市民を楽しませている。

取材先 摂津市シルバー人材センター
取材 2017/03/17
掲載 月刊シルバー人材センター2017/06

 
↑左:山びこ会による空き缶収集、右:大正川河川敷の鯉のぼり
 ▲ページトップへ