改善の事典 》 第11章 TT化 》 Fインターネットで情報発信する | ||||||||||
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TT化‐1107 Fインターネットで情報発信する | ||||||||||
このページの掲載事例→ | ●110701 ネットを利用してマイホームプランをつくる | |||||||||
●110702 不動産情報サイトをつくる | ||||||||||
●110703 機械工具のネットショップをつくる | ||||||||||
●110704 葬儀手順、費用見積りをネットで見られるようにする | ||||||||||
●110705 求車求荷情報をネット上でマッチングさせる | ||||||||||
●110706 シニア世代のための遊園地サイトをつくる | ||||||||||
●110707 釣りサイトを立ち上げる | ||||||||||
●110708 同窓会サイトを立ち上げる | ||||||||||
【110701】 ネットを利用してマイホームプランをつくる | ||||||||||
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【110702】 不動産情報サイトをつくる | ||||||||||
■地図上の電車の駅をクリックすると最寄りの不動産物件の検索画面が現れる。賃貸、分譲、一戸建て、事務所、店舗などの別と家賃、価格、広さなどの条件を入力すると、該当する物件が一覧表で表示され、さらに、物件名をクリックすると間取図と建物の外観写真と駐車場・風呂などの設備の情報が現れる。 ■不動産物件は、間取図と写真があれば、ほぼその商品を説明できる。インターネットならほとんどコストをかけずに何百、何千の商品を見せることができる。お客様はいろいろ見比べた上で最後に現場確認のために来店されるから、その場で話が決まり、成約率が高くなる。 ■グループ各社は掲載様式を統一して自社の取り扱い物件を貼り付けている。丁寧な作りこみ、一点一点に間取り図と外観写真を付けたこと、物件の重複がないこと、大阪から神戸まで広範な地域をカバーしていること、などが新聞雑誌に取り上げられ、アクセスは毎日数十件。グループ企業を徐々に増やし、近畿全域をカバーするサイトに育てたいと景山社長は考えている。 |
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【110703】 機械工具のネットショップをつくる | ||||||||||
■機械工具業界で取り扱われる商品は100万点を超える。多品種の商品を間違いなく在庫管理するために、同社はいち早くコンピュータ化を進めてきた。 ■1973年にコンピュータを導入、1985年には全国の営業所を専用回線で結んでオンライン化。1990年に機械工具業界が立ち上げたVANに卸商では最も早く接続し協力推進した。 ■1998年からネットショップを開設。現在ネットショップを利用する得意先は百数十社、全体の5%程度である。 ■「機械工具は、どんなときにどんな機械や工具を使えばよいかのコンサルティングセールスが必要で、十分な商品知識を持った営業マンを介しての取引が中心です。しかし、標準品については早くて便利なネットショップに移行するでしょう。将来はすべての取引の二〜三割までネットショップがカバーするだろうと見ています」電算室長の前田進二さんの話である。 |
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【110704】 葬儀手順と費用見積もりをネットで見られるようにする | ||||||||||
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【110705】 求車求荷情報をネット上でマッチングさせる | ||||||||||
■マッチングはオークション方式と指値方式があり、欲しい荷物を見つけた業者会員は、指値方式の場合には契約ボタンを押せばその荷物が取れ、オークション方式では金額を入力して参加ボタンを押し、締切時刻までに参加した業者の中で金額が一番低かったときに荷物がとれる。 |
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【110706】 シニア世代のための遊園地サイトをつくる | ||||||||||
■定年退職すると仲間がいない、セカンドライフを始めるのに何から手を着けていいかわからない。そういう人たちに情報を提供し、自分を発見でき、仲間を作れる大人の遊園地のようなサイトを作りたい…そんなねらいから500ページを超えるサイトをつくった。 ■俳句や写真を投稿して添削を受けられる「楽習講座」、資産運用やパソコンに関する相談に応える「ライフプラン相談室」、産地直送の有機野菜などを販売する「これぞ逸品マーケット」、短歌・俳句・川柳・写真・旅・音楽・園芸、ボランティアなどのジャンルごとに仲間が語り合う「ふれあい広場」など、自ら参加し、書き込み、作品を投稿できるページが多い。書き込まれた内容に応えてくれる協力スタッフも配置。各ページは頻繁に書き換えていつも新鮮な情報を提供している。 ■当初は有料会員制で、入会登録しないと見られなかったが、後にほとんどのページを見られるようにし、書き込んで参加する場合には会員登録が必要だがその場合も無料た。有料会員だけが参加できる特別のページを作り、いくつかの特典を設けている。また、当初はBtoCで計画したビジネスだったが、BtoBtoCへの再編を模索。様々な企業がシニアのお客様にアプローチしようとしている中で、顧客サービスとして、顧客に対する特典として、あるいは顧客の囲い込みの手段としてタイアップできる相手を捜している。 |
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【110707】 釣りサイトを立ち上げる | ||||||||||
■魚は釣れるときは釣れるが釣れなくなったら全く釣れなくなる。魚の食餌行動は胃が空になったから食べる、いっぱいになったから食べないというのではなく、外からの何らかの信号が影響している。その信号が来ればお腹が減っていようと減っていまいと食べる。
■その信号が潮の満ち干や天体の運行と関係していることを知り、自分で集めたデータについてどんな天体の運行が影響を与えているかを解析。それがこのサイトの釣り予報のベースになっている。 |
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【110708】 同窓会サイトを立ち上げる | ||||||||||
■同窓生のメールアドレスは直接見られないが、氏名をクリックすれば相手に電子メールを送ることができ、相手から返信が来ればその後のメール交換が可能になる。 ■このサイトを作った小久保徳子さんはもともと大手コンピュータサービス会社のシステムエンジニア。しかし、「社員に納まっているだけではやりたいことが十分にやれない。もっとお客様のために役に立つ仕事がしたい」と故郷の長崎でソフト開発会社を設立した。 ■あるとき20年ぶりの高校の同窓会の幹事役を頼まれたが、多忙で引き受けることができず、それに代えてインターネットを利用した同窓会サイトを作った。「そのとき、先輩のすすめで母校だけでなく、私たちが困っていることは、日本全国民困っているはずだから、いっぺんに作ってしまおうということになった」と小久保さんは語っている。 ■これが「この指とまれ!」(略称ゆびとま)のはじまりで1996年のこと。当初は長崎の学校を電話帳から探して約300校を登録。その後インターネットを通じて知り合った全国の友人から他県の情報をもらい、ついに5万校にのぼった。 |
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