絵で見る創意くふう事典  》 第8章 環境  》 I製品をリサイクルしやすくする
 
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 環境‐0810 I製品をリサイクルしやすくする  BACK NEXT
このページの掲載事例→                 ●081001 ホットプレートの部品点数を削減する   
 ●081002 ビデオデッキの部品点数を削減する
 ●081003 カラーテレビキャビネットの材料を統合する
 ●081004 電気冷蔵庫の再生資源化を容易にする
 ●081005 ペットボトルのラベルに名前を書く
 
【081001】ホットプレートの部品点数を削減する  
[改善前]
ホットプレートの従来品は、本体が9点の部品で構成されており、リサイクルするにはこれらを分解して材料分別しなければならなかった。

  [改善後]
@本体を、本体とケースに分離できるようにし、ケースをそのまま材料分別できるようにした。
A本体の部品を同じ材質のものをまとめて6点に削減した。
Bプレートは部品を小さくして使用材料の削減を図った。
     
 
【081002】ビデオデッキの部品点数を削減する  
[改善前]
ビデオデッキのメカユニットとシャーシユニットは別々に組み立てていた。


  [改善後]
メカユニットとシャーシユニットを融合一体化し、底板を廃止した。
これにより
@キャビネット分解のためのビスの数が22本から14本に削減され、分解性が向上した。
A質量が27.4%削減された。
B部品点数が15.6%削減された。

     
 
【081003】カラーテレビキャビネットの材料を統合する     

[改善前]
カラーテレビ・キャビネットの従来品はPS(ポリスチレン)、PMNA(アクリル)、PVCシート(塩ビシート)、PA(ポリアミド)の4種類の材料で作られていた。

  [改善後]
@新成形方式によって部分偏肉、微細成形が可能になり、これを利用してスピーカーネットと本体とを一体成形することにした。
APMNA(アクリル)、PVCシート(塩ビシート)に代わるPS(ポリスチレン)の開発によりほとんどの部品を、PS(ポリスチレン)に統合した

   
 
【081004】電気冷蔵庫の再資源化を容易にする    
電気冷蔵庫が廃棄された時の再資源化が容易にできるように、設計段階で次のような工夫を盛り込んだ。    
[工夫1]
プラスチック部品の組み立て、結合は篏合方式を取っているが、篏合部分の爪の位置が製品の表面に現れないため、冷蔵庫を解体するとき爪の位置を確認するのに時間がかかる。そこで爪の位置に○マークを表示した。
   
 [工夫2]
プラスチック部品の分別処理を容易にするために100g以上のプラスチック部品には一定場所に材質名を表示することにした。また、印刷されたプラスチックはリサイクルが困難であるため、プラスチック部品への印刷を廃止した。

   
 [工夫3]
冷気漏れを防ぐための扉のパッキングは、従来、扉枠(硬質塩化ビニール製)にはめ込み、扉パネル(ABS樹脂製)と扉枠を全周ビス止めしていた。
これを、扉パネルの本体に扉パッキング取り付け用の溝を設け、パッキングをはめ込むようにした。この結果、扉枠が廃止でき、ビス使用がなくなり、作業工数とコストが削減された。
  
 
 [工夫4]
機械室のカバーは従来ポリプロピレン製の材料を使用していたが、廃棄時のリサイクル性を考慮して鉄板加工の部品へと変更した。これによって再資源化率が向上すると同時に機械室から発生する騒音が低減した。
  
 
 
【081005】ペットボトルのラベルに名前を書く   
[改善前]
休憩室の冷蔵庫には各自自分の名前を書いたペットボトルを置いていたが、ボトル本体に油性マジックで書いたペットボトルはリサイクルできなかった。
  [改善後]
名前はラベルの上に書くことをルール化し、各課に連絡するとともに環境保全委員会でも徹底した。また、休憩室に図のような表示を掲示した。
     
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