絵で見る創意くふう事典  》 第6章  設備  》 Dネットワークで設備を管理する
 
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i設備-0605 Dネットワークで設備を管理する  
このページの掲載事例→                 ●060501 ライン故障が保全室でわかるようにする   
 ●060502 設備の状態がパソコン画面で見えるようにする
 ●060503 保守管理情報をネットワークに載せる
 ●060504 設備の動きを記録し故障原因をつかむ
 ●060505 インターネットでビルを管理する
 
【060501】ライン故障が保全室でわかるようにする
[改善前]
ラインが故障すると、保全室に電話で修理依頼があったり、ラインのオペレーターが連絡に来ていた。

  [改善後]
故障報知盤を設け、故障が発生すると保全室ですぐわかるようにした。 
     
 
【060502】設備の状態がパソコン画面で見えるようにする  
[改善前]
純水装置に異常が発生した場合、管理室ではどの工程でどんな異常が発生したのか現場に行くまで分からなかった。

[改善後]
@現場で流量を確認していたフローセル型流量計を外部へ流量信号を出せる流量発信機に変更した。これによりPC(プログラムコントローラー)への入力が可能になった。

 
 
 A純水装置内にPC(プログラムコントローラー)を取り付け、警報回路、各流量、作動状態などのデータをPCに取り込めるようにし、各データをチェック判定した後、パソコンへ転送。パソコン画面に監視画面を映し出し、データを表示するようにした。これにより純水装置の運転・再生工程の状態が管理室から見えるようになり、異常への対応が早くなった。
  
 
 
 【060503】保守管理情報をネットワークに載せる  
[改善前]
設備の日々の保守点検内容について「作業日誌」を書き、改善した場合は「改善記録」を、仮処置した場合は「仮処置記録」を書くが、紙に書いてファイルしているため、ある設備について過去に改善したかどうか処置したかどうかは個人の記憶に頼ってファイルを探していた。
  [改善後]
ACCESSを利用して「作業日誌」「改善記録」「仮処置記録」のデータベースを作成し、社内ネットワークに載せた。これにより、どこからでも入力でき、また、設備名や日付を指定すれば過去にどんな処置・改善が行われたかをどこからでも瞬時に検索できるようになった。その結果、現場の要求に迅速に対応でき、情報の共有化が進み、各人の技術レベルの向上に役立った。

     
 
【060504】設備の動きを記録し故障原因をつかむ  
[改善前]
設備にトラブルが発生して停止したり警報が出たとき、設備がどのような動きをしてトラブルに至ったのかそのつど操作者に状況を聞いて原因調査し対策処置していた。

  [改善後]
各設備の制御信号を常時監視し記録するシステム「保全支援システム」を構築した。これによりトラブル直前に各設備がどのような動きをしたのかを確かめることができるようになり、確実な原因調査、対策処置ができるようになった。

     
【060505】インターネットでビルを監視する  
[改善前]
ビルの照明が切れたり、断水したり、ガスに火がつかずに冷暖房が止まったりすれば、管理室でランプが点灯し、警報が鳴る。そのとき適切な処理をするために管理室には常時人が詰めていなければならなかった。

[改善後]
照明が切れたり断水したり空調が止まったりすると緊急対応用のホームページが即座に自動作成されるようなシステムを作った。
@緊急対応用のホームページは、あらかじめ登録した担当者に自動的に電子メールを送信する。
A担当者はパソコンや携帯電話でメールを受け、緊急対応用ホームページを開くと、そこには不具合の状態が記されている。
B担当者は監視カメラを遠隔操作して現場の状況を確認し、電流や電圧の状態を調べたり、スイッチをオンオフしたりリセットするなど、状況に応じて必要な処置を行う。。
   
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