改善の事典  》 第1章  5S  》 要らないものを捨てる
 
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i5S-0101 要らないものを捨てる  
5Sの最初のS、「整理」は、要るものと要らないものを分け、必要なもの以外を片付けること。今は使わないがやがて使うものは、しかるべきところにしまい、使う予定のないものは廃棄したり、リサイクルに回したりして、いま要るものだけが出ているようにします。職場の現状が分かりやすくなり、ものを探す手間が省け、今やることに集中でき、最短時間で仕事を進めることができます。
このページの掲載事例→                         ●010101 要らない書類を処分する   
 ●010102 机の上は電話機以外何も置かない
 ●010103 棚の上にモノを置かない
 
【010101】要らない書類を処分する
[改善前]
オフィスの中は書類であふれ、必要な書類を捜すのに時間がかかり、スペースが無駄になっていた。 
   
[改善後]
月に1度「ファイリングの日」を設定し、みんなで次の基準で要らない書類を処分することにした。
@重複して保管されている書類は捨てる。
A過去1年間使わなかった書類は捨てる。
B廃棄すべきかどうか迷うときは原則として捨てる。念のために取っておくということはしない。
 

取材先 グンゼ
取材 1996/05/21
掲載先 リーダーシップ 1996/07  
 
 
【010102】机の上は電話機以外何も置かない  


退社時、机の上は電話機以外何も置かないことにした。今日処理すべき仕事を明日に回さないようになった。

取材先 立石電機草津精機工場
取材 1982/10/26
掲載先 
創意とくふう 1983/01

 
 
 
 【010103】棚の上にモノを置かない  
 
置き場所がきちんと決まっていないと、つい棚の上にものを置く。たまに要るものを置くと、あれはどこへいったかと探し回らねばならない。そこで、棚の上にはモノを置かないことをルール化した。


取材先 立石電機草津精機工場
取材 1982/10/26
掲載 
創意とくふう1983/01

 
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