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ネット版 改善改革探訪記 bP83
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福祉理美容の未来を開く会社

 ビューティフルライフ探訪記

ビューティフルライフ(大分市)の田中晃一社長は、福祉理美容事業の開拓に人生をかけている。家業の理容店を辞めていく人たちにいつまでも仕事を続けてもらえるようにと、2000万円で移動理美容車を購入。病院、高齢者施設、福祉施設などを回って、髪を切り、顔を剃り、シャンプーする事業を始めたのが最初だった。
2つの問題があった。ひとつは利用者に様々な病気を持った人がいて、理美容師に感染の危険があること。もうひとつは歩けない人や寝たきりの人のカット、顔そり、シャンプー時に移動したり姿勢を変えるとき、介助が大変だったことで、経産省の「異分野連携新事業」の認定を受け、その補助金で専門家や専門事業者と連携して問題解決を目指すことになった。
感染症の危険については医療機関やリスク管理対策事業者と連携し、どんな危険があるか、危険防止のために何をすればいいか、理美容師にどう徹底するかをマニュアル化。社内教育するとともに、「日本福祉理美容安全協会」を組織して業界全体への普及啓発を進めている。
利用者の介助負担を軽減するためには、メーカー、エンジニア、大学と連携して、高さと背もたれの傾きを変えられる多機能車椅子と移動式シャンプー台を開発。理美容業界だけでなく、医療、歯科、介護業界でも利用され始めている。
田中氏は子どもの頃から施設で理容ボランティアを行なってきた。阪神・新潟・東日本・熊本の震災では疲労困憊し、失意の中に居る人たちのために髪を切り、シャンプーした。福祉理美容の未来を開こうとするこの人の情熱は、その体験の中から生まれている。

(日本監督士協会編「リーダーシップ」2016年9月号で詳報)  
●本文: be-life.pdf へのリンク
●ビューティフルライフのURL: http://www.be-life.info/ へのリンク
●「リーダーシップ」発行元・日本監督士協会のURL:  http://www.kantokushi.or.jp/ へのリンク



■田中晃一氏からのコメント(2017/07/02):

弊社のウォッシュサポートも装備品等の準備が遅れましたが、4月より医療・介護分野へ向けて販売を開始するようになりました。訪問理美容ではすでに販売をしておりましたが、購入者から好評を得ております。

●佐賀大学 松尾清美准教授による製品紹介です。
(前篇)http://www.youtube.com/watch?v=N5In6xUhggo

(後篇) http://www.youtube.com/watch?v=qr4uKEZ0KjU

●大分銀行に紹介されました♪https://www.oitabank.co.jp/hometown/torihikisaki/torihikisaki-article/001.html


■田中晃一氏からのコメント(2016/10/09):
ようやく、ウオッシャーサポートという頭・手・足洗浄器の開発が終了し上市の運びとなりました。多機能いすとの連動で、福祉理美容のみならず、形成外科でのフットケアでの施術や足病変や糖尿病重症化予防にお役立ちができそうな仕上がりとなりました。同時に、福祉理美容における院内感染予防対策のためのディスポーザブルタオルやケープの販売を開始するようになりました。病院への信頼関係を構築するための施術アイテムになってきております。理美容を対象にウォッシュサポートの「今だけキャンペン販売」も開始する予定です。福祉理美容にお役に立てればと精進をしております。
●HCR展示会のご案内→ be-life-1.pdf へのリンク
●ウオッシュサポート1610→ be-life-2.pdf へのリンク
●多機能ポスターレイアウト→ be-life-3.pdf へのリンク


移動理美容車の内部