絵で見る創意くふう事典  》 第5章  治工具  》 E変わる部分だけ変える
 
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i治工具-0506 E変わる部分だけ変える  
基本的な機能が同じで加工先や接続先の相手だけが変わる道具は変わる部分だけすぐ取替えられるようにしておきます。そうすることで、道具を探したり、持ち替える時間を節減できます。
このページの掲載事例→                      ●050601 ドリルの先端を取り替え可能にする   
 ●050602 攪拌機の先端に泡立器を取り付ける
 ●050603 アンテナの先端だけ取り替え可能にする
 ●050604 フックはそのままにしてワイヤーだけ取り替える
 ●050605 最後の1桁だけ後に打ち込む
 ●050606 マークガイドを可変式にする
 
【050601】ドリルの先端を取替可能にする

多軸ドリルは“回す”という同じ性質の仕事をまとめ、必要に応じて先端だけをワンタッチで取り替えられるようになっている。それにより何種類ものドリルを用意しなくても済む。

 
 
【050602】攪拌機の先端に泡立器を取り付ける  
[改善前]
調味料を攪拌するとき攪拌モーターに4枚羽根を取り付けて使用していたが、4枚羽根は液体と粉体の混合には適していても粉体の溶解には適さなかった。

  [改善後]
粉体の溶解のために泡立器を、液体どうしの混合のためにタービン羽根を取り付けられるようにジョイント部を作った。
     
 
 【050603】アンテナの先端だけ取替可能にする  
[改善前]
テレビの受信状態を検査するとき、アンテナ端子の形が3種類あり、端子の形が変わるたびにアンテナ線を交換していた。 

  [改善後]
アンテナの先端だけをワンタッチで交換きるようにした。

     
 
【050604】フックはそのままにしてワイヤーだけ取り替える  
[改善前]
吊るものが大きくなるとワイヤーを長いものと取り替える。そのとき、フックのついたワイヤー全体を取り替えていた。

  [改善後]
フックはそのまま用い、ワイヤーの長さだけ変えられるようにした。
     
【050605】最後の1桁だけ後で打ち込む  

「90520」からの一連番号を製品に打刻する作業で1個1個変わるのは最後の一桁だけ。そこで、変化しない「9052」の部分をあらかじめ打刻しておき、後から変化する部分をひとつひとつ打ち込むことにした。
 
 
【050606】マークガイドを可変式にする  
[改善前]
Tシャツの首の部分にマークを取り付けるとき、マークガイドに沿ってミシンで自動縫製する。マークの大きさが変わると次の手順でマークガイドを交換していた。
@ネジAをはずして押さえ金をミシン本体からはずす。
AネジBをはずしてマークガイドを交換する。

  [改善後]
マークガイドを可変式にし、交換しなくてもよいようにした。
@ネジCをゆるめてマークの大きさに合わせてスライドさせる。
Aセンター位置が狂わないように右図のような治具をはめ、治具に表示された位置でネジC を締める。
 これにより切り替えに要する時間は535秒から160秒に低減した。
     
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