絵で見る創意くふう事典  》 第12章 組織  》 I働きやすい環境をつくる
 
 TOP 編集のねらい 5S 安全 品質 作業 治工具 設備 省力 環境 コスト 事務 IT化 組織 顧客 地域 探訪記 解説 総目次 索引
 
組織‐1210 I働きやすい環境をつくる BACK

頭脳労働では、命じられたことを命じられた通りにするだけでなく、個人の自由な発想が求められます。そして、自由な発想を促すには、それなりの環境条件が必要です。ここで紹介するのは、そうした環境を作るくふうです。

 このページの掲載事例→         ●121001 休憩室を快適にする  
 ●121002 カジュアルな服装で仕事をする 
 ●121003 役職者を「さん」づけで呼ぶ
 ●121004 知恵ちゃん・学くんコーナーをつくる
 ●121005 業務集中時間を設ける  
 ●121006 企画部門と編集部門から電話をなくす 
 
【121001】 休憩室を快適にする  
[改善前]
従来の休憩室はテーブルを挟んで長椅子が対話形式で置かれれいるだけで、休憩時間の多様なニーズに対応できていなかった。
  [改善後]
@テーブルと長椅子のほか、リクライニングソファーや寝そべることのできるスペースを作った。
A壁の色や照明を工夫し、観葉植物を置いて、リラックスできる雰囲気づくりをした。
B音楽を聞いたり、テレビや雑誌を見たり、1人でもくつろげるようにした。
     
 
【121002】 カジュアルな服装で仕事をする  

白いワイシャツにネクタイ、紺かグレーの背広というビジネスマンのフォーマルなスタイルは、折り目正しさを感じさせる半面、仕事は型にはまったものになりやすい。ある会社では、それをうちやぶり、自由な発想を促すために、週に1回「カジュアルデー」を設定。ネクタイを外してカジュアルウェアで仕事をすることにしている。

   
 
 【121003】 役職者を「さん」づけで呼ぶ  


組織の中の上下関係よりも、1人ひとりがどんな役割を担っているかが重要になってきている。そこで、ある会社では意識変革のために「社長」「部長」「課長」「係長」という役職名で呼ぶことを辞めて「さん」づけで呼ぶことを奨励している。

   
 
 【121004】 知恵ちゃん、学くんコーナーをつくる  

[改善前]
企画を練ったり、調べものや書きものをしているときに電話がかかってきたり、話しかけられて中断すると、考えがなかなかまとまらなかった。
[改善後]
事務所の一角に「知恵ちゃん、学くんコーナー」を作った。ここで調べものをしたり、書きものをしているときには電話を取り次いだり、話しかけないことをルール化した。

   
 
 【121005】 業務集中時間を設ける  

執務中に電話がかかってきたり、話しかけられたり、来客があったりするとなかなか業務に集中できない。そこで、毎日午後1時30分から3時30分の2時間をQタイム(Quiet Time)とし、Qタイム中は電話の取り次ぎ、会議、来客、上司の業務指示など、仕事への集中を阻害する用件は入れないことをルール化した。

   
 
 【121006】 企画部門と編集部門から電話機をなくす  
 
突然の電話、会議、打ち合わせは思考を中断させる。そこで、次のようにルール化した。
@企画部門と編集部門の机から電話をなくす。
A社員に代わって電話を取り次ぐフロアセクレタリーを配置する。
Bフロアセクレタリーにはあらかじめ各人の予定を知らせて置き、電話がかかってきたときは、フロアセクレタリーがコードレスフォンの子機を社員に渡す。
C社員が不在のとき、あるいはQタイムのときは伝言メモを渡す。
D社員が電話を発信するときは電話発信用ブースに足を運ぶ。
   
 ▲ページトップへ